靴下の結界?こむぎの静かなる「かまって攻撃」

わが家の愛犬「こむぎ」は、かなりの甘えん坊。かなりストレートに抱っこのおねだりはしてくるものの、こちらにどうしてもやらなければならないことがあるとかまってあげられないことも。そんな時のこむぎは、小さな頭を必死に働かせ、少し変わった方法で気を引こうとします。

その作戦とは、「靴下運び」

私たちが何かに集中している隙を突いて、こむぎはクローゼットの靴下入れから、靴下を「片方ずつ」こっそりと運び出します。そして、作業している私たちの足元の周りに、一枚、また一枚と丁寧に並べていくのです。

先日、どうしても外せない用事でパソコンに向かって猛烈に作業をしていた時のこと。ふと視線を足元に落とすと、そこには驚きの光景が広がっていました。なんと、私の椅子の周りが色とりどりの靴下で埋め尽くされ、まるで謎の儀式のような「靴下の結界」が出来上がっていたのです!

「コラ、こむぎ! またこんなに出して!」と注意はするものの、本心ではもうメロメロです。

だって、小さな体で一生懸命に引き出しから靴下を引っ張り出し、一枚ずつ大切に咥えて運んでくる姿を想像すると、愛おしくてたまりません。わざと気づかないふりをして、次の一枚が運ばれてくるのを待ってしまうこともしばしば。

結局、最後には山のような靴下の洗濯(やり直し)が待っているのですが、あの「これで気づいてくれるかな?」と言いたげな期待に満ちた瞳で見つめられると、ついつい全てを許してしまう飼い主なのでした。