2ヶ月遅れの衝撃!我が家の犬たちがハムスターに気づくまで

約4ヶ月前、我が家に新しい家族が加わりました。サテンハムスターの「ぽて」です。リビングに横幅が80センチもある特大ケージを設置し、元気に走り回るぽての姿に、私たちは「犬たちはさぞ興奮するだろうな」と、少しハラハラしていました。

ところが、予想に反して反応は拍子抜けするほど静かなもの。初めの頃にくぅがケージをふんふんと数回嗅いだ程度で、その後は全く興味を示しません。多頭飼いの相棒、こむぎに至ってはケージの存在すらスルーする始末。「意外とクールなんだね」と家族で話していたのですが、事件はぽてが来てから2ヶ月ほど経ったある日に起こりました。

ぽてが回し車で勢いよく走り出した瞬間、それまで近くでくつろいでいたくぅが、急に「ビクッ!」と激しく反応したのです。「え!なにこれ!?動いてる!」と言わんばかりに目をキラキラさせ、ケージの四方を回って必死に観察し、大喜びし始めました。なんと、くぅは2ヶ月もの間、ケージの中に生き物がいることに気づいていなかったようなのです。

さらに驚くべきことに、こむぎが「あれ?何かいる……」と気づいたのは、そこからさらに1ヶ月後のこと。

大きなケージの中で悠々と暮らすぽてと、数ヶ月越しにその存在を知って大騒ぎする犬たち。そんな時間差すぎる「初対面」の様子に、家族全員で大笑いしてしまいました。今ではすっかりぽての動きに夢中な犬たちですが、あの「気づいた瞬間」の顔は、今思い出しても最高のシャッターチャンスでした。

瓜二つな外見、正反対な個性。マロンとこむぎが教えてくれること

我が家には、かつて愛した「マロン」と、今を共に歩む「こむぎ」という、二匹のポメラニアンが繋いでくれた不思議な縁があります。

この二匹、驚くほど共通点が多いのです。一番は、その外見。赤ちゃんの頃の写真を見比べると、私たち家族ですら「これ、どっちだっけ?」と本気で迷ってしまうほど。ポメラニアンとしては少し毛量が控えめな、独特のチャームポイントまでそっくり。こむぎを抱きしめると、腕の中にマロンが帰ってきたような、温かな錯覚に陥ることさえあります。

根っからの「甘えん坊」な気質も共通していますが、面白いのは、その愛の向け方が全く正反対なこと。

先代のマロンは、誰にでも尻尾を振る超社交派。おでかけが大好きで、お客さんが来ようものなら「待ってました!」とばかりに大喜びするタイプでした。対するこむぎは、筋金入りの人見知り。お外よりも「おうち」が一番。家族のことは全力で愛しますが、お客さんは彼女にとって「招かざる敵(?)」なのです。

「世界中が大好き」だったマロンと、「家族だけが世界」なこむぎ。

見た目は生き写しのようでも、中身はそれぞれの輝きを持つ別々の魂。マロンが教えてくれた「外に広がる楽しさ」と、こむぎがくれる「身近な愛の深さ」。形は違えど、二匹がくれる幸せの総量は、きっと同じなのだと感じています。

正反対な二人の、絶妙なディスタンス

我が家の日常は、性格も見た目も正反対な2匹の「姉妹」を中心に回っています。

まずは、チワックスの「くぅ」。見た目はほとんどチワワそのものですが、中身は驚くほど真面目で慎重派です。少し「ビビり」な一面もありますが、その分とても賢く、飼い主の動きをじっと観察しては状況を冷静に判断する、まさに「しっかり者の長女」といった佇まい。

そんな姉を翻弄(?)するのが、ポメラニアンの「こむぎ」です。ポメにしては少し毛量が少なめなのがチャームポイントで、その分、抱きしめた時の温もりがダイレクトに伝わってくる甘えん坊さん。性格はまさに天真爛漫。くぅ姉さんの厳しい視線もどこ吹く風で、自分の感情のままに突き進む、天性の愛されキャラです。

この2匹、決して「いつもベタベタ仲良し」というわけではありません。むしろ、真面目すぎるくぅが、自由奔放なこむぎを「ちょっと、あなた!」とたしなめるような場面もしばしば。

でも、不思議とこのバランスが心地よいのです。厳格な姉と、それを受け流すマイペースな妹。ベタベタしすぎないけれど、お互いの存在を認め合っている。そんな付かず離れずの「絶妙なディスタンス」こそが、我が家流の仲良しの形なのかもしれません。

凸凹な2匹が織りなす、静かで賑やかな毎日。これからも、この不思議な姉妹関係を特等席で見守っていきたいと思います。